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超音波による生体組織の構造と機能の高精度イメージング
長谷川 英之 教授
超音波診断装置は、生体組織の形態および機能の非侵襲診断のために広く臨床において使用されています。さらに高精度な超音波診断を実現するため、我々は高速・高分解能な超音波イメージング法に関する研究を行っています。超音波イメージングの時間分解能は、いまや1 kHzを超えており、他の画像診断技術であるCTやMRIの追従を許さないものがあります。このような超音波イメージングの特徴は、組織弾性計測や血流計測などの生体機能を高精度に計測するための大きな利点です。我々は、超音波による高精度な生体組織の機能イメージングを実現するために必要な超音波計測法や信号処理手法に関する研究も行っています。